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イネ科の花粉

[2017.06.19]

花粉症の患者さんの低年齢化が進んでいます。

1994年~2008年にかけて小中学校生のスギ花粉の感作率は39%から52%に、有症率は9~13%から25~29%に増加しました。

さらに、スギ花粉だけでなく他の花粉との重複感作している割合が高いことも報告されています。

例えば、カモガヤ花粉は、スギ・ヒノキに続いて飛散が始まる代表的なイネ科の植物ですが、16歳以下の小児におけるカモガヤ花粉陽性者中の1/3以上いるという報告もあります。

スギ・ヒノキ花粉症の眼鼻症状が長引く人はイネ科花粉症かもしれません。

カモガヤなどは、スギ・ヒノキと違い、花粉の飛散範囲がせまいため、カモガヤが生えているところに近づかないように気を付けることでも、症状の悪化を軽減することができます。

カモガヤに感作しているかどうか、指の先からの採血で、20分間で当日に結果が分かります。

気になる方は、ご相談ください。

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