4月1日 ドライアイの治療
[2016.04.01]
4月になりました。
桜もいつの間にか、満開になっていました。
今週末は、お花見によさそうですね。
花粉症も、少しピークをこえてきた印象があります。
ドライアイで通院されていた方で、この時期は花粉症の治療に重点を置いていた方も、ドライアイの治療に戻ることが多いのですが、冬と比べてドライアイの症状がひどくなく、治療が中断されてしまうことがあります。
そして、夏の空調がきつくなり乾燥してくると、再びドライアイがつらくなったと受診されます。気持ちはとてもわかります。症状が軽くなったら、なんとなく目薬がおっくうになってしまいますよね。
でも、この時期にも点眼回数を減らしても続けていただけると、夏の症状が軽減されます。
ドライアイは慢性疾患ですので、中断することなく、きばらず、ゆるく付き合っていくという感じで続けてみてください。
最近のドライアイの治療薬は、防腐剤の心配をしなくていいものも増え、長期間使用しても安全な薬になっています。
点眼薬以外の治療もありますので、症状のあるかたはご相談ください。
当院で行っている手術には、網膜光凝固術、涙点プラグ挿入術、ものもらい摘出術、眼瞼下垂手術があります。
涙点プラグ挿入術は、術後の制限もほとんどなく、安全な治療となっています。
ドライアイの症状が、点眼治療をしてもよくならない方は、ご相談ください。