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ドライアイとMMP-9

[2016.10.18]

アメリカの医学雑誌(American Academy of Ophthalmology)に、ドライアイ眼と正常眼の涙のなかのMMP-9(炎症性サイトカイン)を迅速イムノアッセイテスト(InflammaDry)で測定したところ、MMP-9陽性率がドライアイ眼で高かった、との掲載がありました。

ドライアイは、ドライアイの診断は、まず、本人が「乾く。」という主訴があること、以外に、黒目の傷や、涙の質や量、眼鏡やコンタクトの矯正が強すぎないか、結膜やマイボーム腺の状態が悪くないか、眼瞼けいれん、眼瞼下垂等の他の病気がないか等、たくさん鑑別しなくてはいけない疾患ですので、涙の採取で迅速診断ができるようになると診断の手助けになりますね。

ドライアイ疾患では炎症がありますので、炎症性サイトカインが上昇することは見当がつきますが、ドライアイに特異的な検査になると診療に役立ちますね。

 

アスパラにかわいらしい実がなりました。アスパラに実がなると初めて知りました。

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