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2月18日

[2016.02.18]
当院で行っている手術には、網膜光凝固術、涙点プラグ挿入術、ものもらい摘出術、眼瞼下垂手術等があります。
そのなかでも眼瞼下垂手術について、去年10月に開院してからの手術件数も増えてきていますが、眼瞼下垂という病名や手術をご存じの方が少ないなと感じています。
いろいろなご質問や、手術前の不安等を外来でお聞きしますので、少しずつ、ブログの方でもお話しさせていただければと思います。
 
先日、術後2週間の経過のかたですが、手術前は起床時から前頭部に重い感じがずっとあり、ひどいときは外出もできないこともあったそうですが、術後は重い感じがなくなり楽になった、もっと早くに手術を受ければよかったとおっしゃっていました。
この重い感じがとれる、というのは、眼瞼下垂の手術後によくいわれることです。原因ははっきりとはしていませんが、まぶたが下がっていてあがらないので、他の筋肉を使い一生懸命まぶたをあげているため、その筋肉が常に緊張状態にあることから重い感じが起こるのではないか、手術によってまぶたがあがると筋肉の緊張状態がとれて楽になるのではないか、と考えられています。
 
当院の眼瞼下垂手術は、美容形成ではなく、眼瞼下垂症という病気に対する保険適応の手術となっています。
保険適応の手術だからまぶたが挙がりさえすればいい、だけではなく、なるべくみためも自然に仕上がるように手術をしています。
また、手術には炭酸ガスレーザーを使用しており、手術中の出血、術後の腫れの少ない手術になっています。
 
顔にメスをいれるなんて、と敷居の高い手術のように感じられているかたも多いと思いますが、年齢とともに水晶体が濁って白内障になるように、まぶたも下がって眼瞼下垂になります(原因がハードコンタクトレンズ長期装用等、年齢のみが原因ではありませんが)。まぶたを自分の手でひっぱりあげてみて、すっきりする、視界が広がり明るくなる、と感じられたかたはご相談ください。
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